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お知らせ

令和5年を終えるに当たって

長い夏・短い秋・寒くない冬と四季の移り変わりが無く、気がついたらもうクリスマス・年の瀬という感じです。新興感染症・気候変動・世界的紛争と漠然と大きな不安がある中、自分自身も勤務医から個人事業主へと大きな変化をし、不安と希望が交錯した1年でした。

専門として乳腺科を選んだ理由は、乳がんの早期の診断・初期治療(手術や薬物療法)・再発治療・緩和治療の各場面あるいは一貫して、その人の人生に関わることをしたいと考えたからです。34年間勤務医としてできることを尽くしてきた中で、病院の中に居て紹介を受けるという待ちの姿勢でいることへのモヤモヤ感がずっとあり、もっとアクセスしやすい前線に立って乳房に症状のある多くの人にコンタクトしたいという思いがつのっていました。でも、病院を離れると自分で手術や薬物療法ができなってしまう、この歳で開業して大丈夫だろうか・・そんな葛藤の中で「一度きりの人生だし、新しい事への挑戦もありかな」と割り切って決断したのが、クリニック開業に至った経緯です。私のわがままを認めてくれた家族と一緒にいてくれているスタッフには感謝しかありません。

来年は辰年で年男です。活気あるこの柏の葉で、今できることを突き詰め、自然体で望んでいきたいと思っています。


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