今年はクリニックにとっての初めてのお正月ということで、特別に新たな気持ちで新年を迎えました。能登半島地震が起こり、大きな被害の状況をみると心が痛みます。自分は何をしたらいいのか。何ができるのか。今の立場でやるべきことは、クリニックでできる乳腺診療を全うすることと改めて思い直しました。

箱根駅伝では、青山学院が圧倒的な強さをみせてくれました。先日参加した栗山英樹前WBC日本代表監督の講演会の中でお話しされていたことで、印象に残っていることがあります。「強いチームは何が他と違うのか。強いチームに共通していることが一つある。」それは何か。「ベンチにいる控え選手が誰一人としてベンチの背もたれに背中をつけていない」ということでした。控えであっても自分が出来ることを実行することで出場選手と同じように戦っている、いつでも出場できるように準備できている、そういうチームだからこそ強いのだと思いました。種目は違いますが、青山学院もそういうチームなんだろうなと思います。

私たちのクリニックも、患者さんにとって頼りになる強いチームでありたいと思っています。それに向かって、スタッフ一丸となって日々努力していきます。

2024年、何気ない日常に感謝しながら、自然体で前に進んでいきたいと思います。