1964年7月20日のアポロ11号の月面着陸から59年が経ちました。地球の衛星とされている月は、ここから約38万キロ離れたところにあります。27.32日周期で地球の周りを1回公転する間に1回自転するため、地球から見るといつも同じ面(うさぎ)が見えます。見た目は太陽とほぼ同じ大きさです。また、朔望月(新月から次の新月までの時間)は平均で29.5日です。(月が公転する間に地球が太陽の周りを公転するため、太陽の位置が少しずれて新月に戻るまでさらに公転する必要があるため、朔望月は月の公転周期より2日ほど長くなります。)
見上げるといつもそこにある安心感、潮の満ち引きへの大きすぎない影響力、眩しくない柔らかい光で暗い夜を照らす、欠けてもまた満ちてくる再生力といった絶妙な存在感が、月を魅力的なものにしているのかと思います。
正常な月経周期は25-38日とされています。月の満ち欠けとほぼ同じ周期なこともあり、古来から、月は象徴的に女性と関連深く扱われています。