機器紹介
マンモグラフィ
当院のマンモグラフィは、富士フィルム社製の「Amulet Innovality」を導入しています。
●高画質、被ばく量の低減
AI技術搭載による画像処理技術の向上、最新モニタの導入により旧装置の約30%低い線量で、より高画質な画像を提供できるようになりました。画素サイズが50μmと高精細で、小さな病変もしっかり描出されます。
●圧迫時の痛みの低減
マンモグラフィ圧迫自動減圧制御システム「なごむね」を導入しております。
乳房を挟む圧迫板が、従来のものに比べ柔らかく乳房にフィットする素材になり、圧迫の際の乳房の痛みを軽減できる仕様になっています。
●女性認定技師による精度の高い撮影
マンモグラフィは「マンモグラフィ撮影認定技師A認定」を取得している女性の診療放射線技師が担当いたします。
Excellent-m_2D
拡大図(画素サイズ50μm)
超音波診断装置
当院の超音波診断装置は、富士フィルム社製の「ARIETTA 850 DeepInsight」を導入しています。
●DeepInsight技術搭載
AI技術を活用したノイズ除去技術「DeepInsight 」により、微細な組織や複雑な組織構造をより明瞭に表現することが可能となりました。
●エラストグラフィ搭載
エラストグラフィは、しこりの「硬さ」を客観的に画像化する技術です。周囲よりも硬い部分は青く表示されます。がん組織は、周辺組織より硬い場合が多く、しこりの硬さを知ることは診断の一つの重要な情報となります。不確かな触診の必要性がなく、より正確な診断が可能となります。
Bモード画像
乳頭近傍は超音波で描出しずらい場所ですが、10mm以下の腫瘤像が鮮明に描出されています。
カラードプラ
腫瘤像の内部にカラーシグナルを認め、血流が増加している病変であることがわかります。
この3つの情報を組み合わることにより、より精度の高い診断が可能となります。
画像提供:済生会松阪総合病院 柏倉 由実先生
エラストグラフィ
腫瘤像部分が青く描出され、硬い(歪まない)病変であることがわかります。
吸引式 組織生検
超音波検査下に麻酔を行い、皮膚を2〜3ミリほど切開して針を挿入し、腫瘍部分の組織を採取します。
局所麻酔を行いますので、痛みはほとんどありません。
生体モニタ
患者様のバイタルサイン(心電図や血圧などの生体情報)を測定するモニタです。
AED(自動体外式除細動器)
院内にAEDを備えており、緊急時にすぐに使用できます。
院内やお近くで万が一のことがあった際、AEDが必要な場合は、お声がけください。