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お知らせ

サイズからみた石灰化

乳がんと関係する石灰化には、壊死型と分泌型があります。いずれも乳管の中で形成されたものです。

壊死型は、乳管内で癌細胞が増殖して、乳管が膨大し、その中心部の癌細胞が壊死し石灰化したものです。サイズと形状は大小さまざまですが、多くは数100ミクロンです。超音波検査では、石灰化の周囲にある増殖した癌細胞の集合体を捉えることができますし、分解能がおよそ150-200ミクロンですので、このタイプの石灰化そのものも描出することができます。

分泌型は、癌細胞の増殖により乳管内で乳汁が閉塞貯留し、乳汁成分が石灰化したものです。乳管の膨大を伴わないため、多くは50-100ミクロン程度です。

デジタルマンモグラフィのピクセルサイズは50ー75ミクロンですので、サイズ面だけからみても、マンモグラフィの方が石灰化を捉えるのが得意というのが頷けます。

完成形でない(出来かけの)石灰化は、その時点で確定診断することが難しく、経過観察となるケースも多くあります。いずれにしても乳管の中の変化であり、がんだとしてもごく早期のものが想定されますので、きちんと経過観察することが大切です。







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