20年前の「ミルモでポン」というアニメ番組の中で、「この世の中で最も美しく、透明で、キラキラしていて、柔らかくて、温かいもの」を持って来なければならないという設定で、その正解は「人を思い、人のために流す涙」というお話がありました。
人工知能のChatGPTはどのように答えるのか、何回か質問してみると、『愛です。』、『それは水ですね。水は美しく、透明で、キラキラしており、触れると柔らかく、温かみも感じられます。』、『そのような物質は直接思いつきませんが、愛情や友情などの感情がこれらの特性を持っていると表現することができます。』などと答えが返ってきました。
続けて、人のために流す涙は?と聞くと、『人のために流す涙は、共感や思いやり、悲しみや喜びを表すものであり、人間の深い情熱や愛情を示すものです。』という返事でした。
答えが画一的でないし、結構鋭くて的確ですごいというのが感想です。
動画生成もハイクオリティにできるとの報道があるように、人工知能はどんどん進化しているようです。身近なところでの実用化ではお掃除ロボット、将棋ソフト、自動車の自動運転などがあり、乳腺領域でも人工知能によるマンモグラフィの読影レベルは診断医と同等であるとまで評価されるようになっています。
上手く活用して、乗り遅れることのないようにしようと思います。
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