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お知らせ

統計からみた乳がん

がん情報サービスの「がんの統計2023」によると、乳がんの罹患数(2019年のデータ)は、97142人で女性のがんの中では1番多くなっています。累積生涯がん罹患リスクは11.2%で、9人に1人が一生のうちに乳がんと診断される計算になります。日本で50歳以上にマンモグラフィ検診が導入された2000年と比べて2倍を超える数値となっています。この傾向から見ると、現在の罹患数はさらに増加していると予想されます。

また、乳がんで亡くなる方は、2021年のデータでは14803人で、大腸・肺・膵臓がんに次いで4番目となています。2023年の交通事故死者数は2678人であったことをみると、単純に比較はできませんが、女性にとって脅威であることは事実です。

アメリカでは、高い乳がん検診受診率による早期発見・早期治療と治療薬の進歩によって、乳がん死亡率は減少しています。残念ながら、日本ではまだ数字として現れてきていませんが、次々と新しい薬剤が登場し治療法の進化によって、実臨床の肌感覚として確実に再発は減少し、再発後の治療成績も良くなっていると実感できています。また、乳がん検診も自治体の対策型検診のみならず、職域検診のオプションとして多くの人が乳がん検診のを選択していることを実感しており、受診率は確実に向上していると思われます。

日本でも乳がんで亡くなる人が、一人でも多く減少することを望みます。


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