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お知らせ

乳頭異常分泌って?

妊娠・授乳期のミルク以外の乳頭分泌は厳密には異常となりますが、どう言った場合に、病的な異常を心配をしたらいいのでしょうか。

乳頭には母乳の出口が15-20個(腺葉の数だけ)あいています。診察の時には「一つの穴から、いつも同じ穴で持続的(毎日)に、血液混じりの紅茶やコーヒー色の分泌物あるいは黄色の尿な様な分泌物が出る場合」は、よく調べた方がいいですと言っています。一つの同じ穴で持続的というのは、その乳管腺葉に分泌物を作る何かの存在を疑う根拠となり、尿の様な色を基本とした場合に紅茶やコーヒーというのは血液が混ざっている可能性を示唆するからです。何の存在を想定するかというと、乳管内の増殖性病変、具体的には乳管内乳頭種、乳がんの乳管内成分(非浸潤がん)が候補になります。

一方、複数の穴からの場合や性状が少量のミルク、カルピス様の薄いミルク、透明あるいはミルクかす様のもの、粘稠な透明から薄緑色のものの場合は、心配ないことがほとんどです。あるいは、乳頭乳輪部の皮膚炎による滲出物が下着について、黄色い乳頭分泌物と感じることもあります。また、鼻血の様な鮮血の時は皮膚の裂傷によることがほとんどです。

受診した際には、問診と診察に加え、分泌物の細胞診やマンモグラフィ、超音波で精査を進めます。悩んだり自己判断はせずに、ためらわずに受診することが一番です。



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