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お知らせ

青と赤

クリニックで使用しているFUJIFILMの超音波診断装置には、エラストグラフィが搭載されています。しこりの硬さをカラー表示させるもので、診断に寄与する有力な情報を得ることができるものです。この装置では、硬いものを青,順次柔らかい方向へ緑,黄,赤としています。多くの乳がんは、硬いので青く表示される仕組みです。臨床側で装置の開発に携わった師匠の植野映先生(つくば国際ブレストクリニック院長)から、「通常の白黒のBモード画像に半透明で重ね合わせた時、色調の透過度から見て、青を硬い組織とした方が乳がんを透見しやすい事から、この色順にした」と伺っております。

信号機の赤が「止まれ」なのは、危険を知らせる重要な色として、赤系色の方が波長が長く、遠くからでも確認しやすいのが理由らしいです。

青と赤、色は違うけど視認性を考慮しているのは同じでした。

色について深く考えたことはあまりないのですが、広く受け入れられるには、納得できるしっかりとした理由があるんですね。



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