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お知らせ

転移・再発乳がん 一次治療からADCという選択枝

21 時間前
読了時間: 2分

2026年9月、転移・再発乳がんの治療に新しい選択肢が加わりました。

これまで治療の途中で使用されることが多かった「ADC(抗体薬物複合体)」というタイプの薬について、トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd、エンハーツ®️)ダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd、ダトロウェイ®️)が、それぞれ転移・再発乳がんの最初の治療(一次治療)から使用できるようになりました。

エンハーツは、HER2陽性の乳がんに対して、これまで主に治療が進んだ段階で使用されてきた薬です。今回、ペルツズマブとの併用で、転移・再発乳がんの最初の治療から使用できるようになりました。臨床試験(DESTINY-Breast09)では、従来の抗HER2薬+抗がん剤による治療と比べ、病気の進行を抑えられる期間が長くなりました。

一方、ダトロウェイは、ホルモン受容体陰性・HER2陰性(トリプルネガティブ)の転移・再発乳がんのうち、免疫療法(PD-1/PD-L1阻害薬)の対象とならない患者さんに対して、一次治療から使用できるようになりました。臨床試験(TROPION-Breast02)では、従来の抗がん剤と比べて、病気の進行を抑える期間だけでなく、生存期間にも改善が認められています。

転移・再発乳がんの一次治療に新たな2つの選択肢が加わりました。乳がんの薬物療法は、ここ数年で大きく進歩しています。病気の性質やこれまでの治療歴などを確認しながら、その方に適した治療を選択していくことが、これまで以上に重要になっています。


 
 
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